2011年8月
回路基板解析事業部門真営業所が「“日本一”明るい経済新聞」に掲載されました。
「“日本一”明るい経済新聞」はこちらからご覧ください。
<全文紹介>
テクノス門真営業所(電話072・881・5665)は、若い美女軍団の目と手で不良基板を修正、良品化する。8割以上の不適合品を甦らせ、コストダウン、エコにも貢献する元気ビジネスだ。

「大手電気メーカーに派遣社員として基板の仕事に17年間携わってそこで感じた疑問、アイデア、経験から基板をただ廃棄するのではなく、私の手で基板を生き返らせたいと、独立することにしたのです」と、木村所長。
女性3人で平成16年から、重量物の運搬据付などを行うテクノス(大阪府枚方市)の1つの事業部門としてスタートした。
 携帯電話やデジカメなどの頭脳である基板の上の部品図(英数字や記号)やソルダー・レジスト(絶縁インキ)のハガレ、異物の付着などの不備は不適合品となり、廃棄される。
「その部分を修正すると良品になる」と、ミクロンオーダーの修正を行う。
特殊な筆やカッターを使って、顕微鏡、拡大鏡などで修正する根気のいる仕事。現場スタッフ11人は全員女性。目が良くないとできないため、17歳から37歳の若い女性軍団だけで取り組む。ソルダーレジスト部分の不良修正、UV炉で硬化して良品化。機械で不良品と判断されても、人間の目の再検査で良品になるケースも多い。
このほか、基板に付着する異物の解析や木村さんのユニークな発想で、人にやさしく、また作業するのに便利な専用台車やプラスチック・SUS材の独自商品を開発し、基板メーカーの現場で活用されている。